昨日のブログで、緩慢な動きのものを認識することは難しい旨のことを書いた。
今日は田園型事故について考える。北海道では十勝型事故ともかつては呼ばれていた。私も十勝地方に住んだことがあるので、その怖さや理屈も知っている。まぁ危険回避のための情報共有で読んで下さいな。
少しでも事故回避テクニックとして役立てば....。
交差点に接近する3台のクルマ。A車、B車、C車。
A車は時速50キロ、B車とC車は時速100キロ。
A車から見るとC車の見える位置(角度)は時間経過とともに右側に移動しているように見える。この場合は衝突はしない。
一方、A車から見るとB車の見える位置(角度)は時間経過にかかわらず同じで、このままだとA車とB車は衝突してしまう。これを衝突コースにあるという。
やっかいなのは、B車が動いているモノと認識出来ないため発見が遅れることと、しかもB車の位置がフロントピラーと重なるともうお手上げで全く分からなくなる。
交差点に近づくにつれてB車の位置がだんだんずれて見えれば衝突は回避できます。
※図をクリックすると拡大します。「00:02」等の表記は時刻をイメージしたものです。