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こだわり倶楽部(仮)

クルマいじりは出来る範囲でDIYを目指します。安くて旨いものを求めるBC級グルメ。

職業に貴賎あり

職業に貴賎なしとはいうが、軽蔑すべき仕事はある。

人間の弱さにつけこみ、騙すことで金儲けをしている奴。

しかも、そのことに自分自身気が付いてない場合もある。

逆に、自分らは夢を与える職業だと勘違いしている場合もあるから厄介だ。

さて、何故こんなことを言うのかというと...

もうかなり前の話2006年頃、まだうちの娘が小学生だった頃、

札幌エスタにあったナム○コワンダ○ーラン○ドへ行ったときのこと。

最近はアミューズメントパークなどと言っているが、ようは単なるゲーセンだ。

クレーンを使ってキャラメル大の景品を5・6個すくって、

それをスライドする別の台に移し、景品を穴へ落とす。

という幼児から小学生をターゲットにしたゲームがある。(文字にすると分かりにくいナ)

そして、キャラメル大の景品とは別に本命のきらびやかな景品があった。

当然、娘(小学5年)はそれを欲しがった。

しかし取れそうで取れない。俺も手伝った。

がもう4千円以上使っているにもかかわらず一向に取れない。

取れそうでっていうより、ほとんど動かない。

別のUFOキャッチャーのコーナーでは、取りかたのコツを店員が実際に示していた。

そこで、このゲームでも同様に取ってみて欲しいとある店員に申し出てみた。

全く取れないというのはどうかしてると。

通常のUFOキャッチャーでは技術が必要なのは分かる。

しかしこのゲームは技術が必要とも思えず、さりとて偶然とも違う。

店側の恣意が多分に左右する。

ここですったもんだのやり取りが20分ほど。

店員「景品を差し上げますので本日は勘弁願いたい」

しかし、それでは単なるユスリである。断った。

そして、この騒がしい場所で店員同士が緊急事態を伝える手段があることを今回知った。

タンバリンをチャカチャカチャカと鳴らすと数名が集まってきた。(野次馬も)

結局、責任者が出てきて、取り方の見本をやってもらうことに。

店側「5回で取れるかも知れないし、100回かかるかも知れない、それでも納得して

くれますか」

俺「たかが数百円程度の商品に1万円もかけさす、そういう設定をする店だというこ

とで納得しますよ」

しかしその責任者がやっても全然取れない。

妻は傍らで怒り心頭(ただし俺に対してだけど)。

俺「今すぐこのゲーム機は使用中止とし、再調整しなさい。明日また必ず来る。」

客はゲームセンターへ何をしにいくのか、店側は再考すべし。

取れそうで絶対取れない、あるいは設定が異常に厳しくては楽しくない。

むしろ悲しくなる。ゲームセンター自体の存在意義がなくなってしまう。

UFOキャッチャーの景品は原価200円以下のものがほとんどで、

法律により800円以上のものは禁止されている。

そういう低価格の景品をさも魅力的に見せて、金を巻き上げる。

大人相手ならそれでもいい、しかし子ども相手にそのような仕打ちは許せん。

かつて、インベーダーゲームはあの当時1ゲーム100円という高価格で登場した

が、景品がなかったのが潔い。

この業界は単に金儲けのことしか考えてない、意識の低すぎるやつら。

2014年の今、少しは浄化されただろうか。