人は生きるために生まれてきた、と言われることがある。死ぬために生まれてくる者などいない、とも言われる。果たしてそうだろうか？例えば、家畜は食べられるために生まれてきた。ペットは可愛がられるために生まれてきた。理由付けは人が一方的に正当性を貫くために付け加えたものと思ってる。神がいるとして、人、牛、犬、それぞれに異なる命の重さを与えているとは思えない。命の重さを変えているのはあくまで人間側の都合なのだ。人だけが生きるために生まれてきて、その他の動物は人が生きていくのを支えるために存在するなんて勝手すぎる。ま、その勝手さこそが人なのである。動物虐待を非難しつつ、家畜は平気で喰らう。かと言って肉を食うなと言ってる訳ではない。俺の言いたいこと、上手く伝わらんかも知れんが、世の中そう単純じゃないということだ。
