知床での観光船事故、気の毒過ぎる。この事故を起こした観光事業者の安全管理体制がまるでなってなかったのは呆れるし、責任負うのは当然である。としても、客側が能天気に船に乗るのは問題だと思った、亡くなった人の家族にこんな鞭打つこと言えはしないが...。自分の命は自分で守る基本原則をよく考えるべきだった。夏とは違うこの季節にもし海に落ちたらどうなるか想像出来なくはない筈（いや、想像出来なかったかも知れない）。それにまさか落ちることはない、自分だけは大丈夫という意識もあっただろう。人間の生活なんて常に危険と隣り合わせなのだし、常にそんな心配してたら精神的に参ってしまう。それでもポイントを押さえて考えるべきだった。今後、事業者は客にリスクをきちんと知らせる義務が生じるかも知れない。客がリスクを承諾するサインが必要となるかも知れない。何かあれば飛行機は落ちる、船は沈む、車はぶつかる。当たり前のことだ。
